知人のコンサルタントが、「及び腰なんですよね。まあ、仕方がないんですけどね」と、伏し目がちでした。
何がか、というとよその人やほかの会社と一緒に事業をすることにです。
このコンサルタントは、Aの得意分野と、Bの得意分野をひきあわせれば、とってもすごいことができるのではないか、と日夜考えている人です。コンサルですから、「こうすれば、もうかるよ」と教えて、引き合わせて、組み立てて、資金の必要があれば金融機関も引き合わせて、お互いが手を組むことになれば、報酬を受け取るというビジネス・・・だと思われます。成功報酬ということも、場合によって、あるかもしれません。
でも、設計図をかいて、関係者をひきあわせて、それまでに関係者ですら期待していなかった相乗効果が生まれる可能性、(あるいは確実性)について説明をしても、乗りってこないことが多いらしいのです。
コンサル当人は、事業機会を逸した寂しさだけでなく、「もうけられるのに、もったいない」の思いを強くしているようなのですが、引き合わされた当事者には、さまざまな思いもあるようで。
どうも、そこには信頼性のかべがありそうです。
お見合いをしてすぐに相手を信頼できるかどうか。事業であれば、契約で成立するので、信頼の有無にかかわらず、契約の範囲では業務をこなすものではありますが、そこは人がなせるもの。事業の途中で迷ったり、それこそ最近はやりの「想定外の事態」に出くわしたりすることもあるわけで、そうなると、お互いのためにどうすればいいのか、相談をしたり、ときには譲り合ったりしなければいけない。契約の修正や、追加をすることもある。契約があっても、信頼ができる、できない、が大きくものをいうわけです。相手が自分を値踏みしていると思えば、こちらとして気持ちが良くない、なんてことから信頼にひびがあはいることもあるらしいです。
これはやがて、利益の配分の問題、事業の主導権の問題なんかに発展しかねないし、失敗したらその責任の所在の問題にはねかえりかねないし・・・
なにやら難しいですね、コラボって。
でも、なんだかなあ、と思うわけです。
契約、責任、利益でガチガチなのはわかるけど、どうも夢がない。
「夢」でめしが食えるか・・・っていつも言われます。
「夢」だけでは、食えないかもしれませんが
「夢」がなきゃ、事業を続けにくいのではないかな、なんて考えます。
何かを選んだり、始めたりするときの決断は、
損か得か
正しいか間違っているか
好きか嫌いか
がからまって、決まるような気がしています
(「いや、できる、できない」も大きい、などの指摘もあります)
正しくて、好きで、得である選択ができれば、たぶん、HAPPYなんでしょう
でも、「好きか嫌いか」は主観が左右します。
結局は、相手を信頼できるか、相性はどうか、などが、全体の判断に大きく影響してしまいそうであります。
などと、えらそうに自分で会社を作っているわけでもないのに、
外野席から経済をみていて感じたことを
つらつらと書いてしまいました。


by kentanto
トホホな「モデルさん経済」